*百花繚乱*

砥峰高原 1

兵庫県のほぼド真ん中あたり (いわゆる兵庫県のヘソ?)にスズキの車でススキをみにいった


残念ながら鈴木さんは同行せず


でもそんなの関係ねぇ~
f0099535_7285141.jpg




「今日は気合いれていくで~」

「なんで?」そうびびるダンナちゃんに

「いっぱい歩くからね!」と宣言


「とにかく歩く格好と靴も歩ける靴でいくんやで!」

とキツク注意してしゅっぱ~つ!


事前に調べてみたら3キロ(90分)のコースになっとうらしい


3キロという距離に たかをくくるダンナ

「3キロなんで90分もかかるねん」そうはなで笑う


果てしなくまっすぐな単線の線路が すぐ近い未来を物語っていることはそのとき二人とも気づくはずもなく・・・
f0099535_7294126.jpg





現場についたとたん

「エェ~...... ( ̄□ ̄;)!!」

茫然自失のダンナちゃんであった
f0099535_739133.jpg






「ほんまに歩くん?」

「あたりまえやん!」


「俺 コージツサンソウいってくるわ」


渋るダンナちゃんを 
「歩いてお腹すいたらあとであんまきこうたるから」
と食い物でつり
f0099535_740028.jpg






「とりあえず展望台までいってみよ~」と歩き始める

見渡す限りススキの草原と山しかなく
展望台もみえへん


不安は募る
f0099535_7404720.jpg







お茶も残りすくない

「お茶こうといたほうがええんちゃう?」

「いらんやろ」

「こうといたほうがええとおもう」


・・・歩き始めてすぐ ジムニーにうってつけの道やのになあ

なんであるかなあかんねん
f0099535_743278.jpg







さっそくブツブツといいだしよった


ぷぷぷ


それでもポカポカの陽気と 青い空に軽快に歩みをすすめるノンキな二人であった
f0099535_7302311.jpg





いけども いけども 頂上にもつかず 展望台もどこにあるやら?


東屋がありしばしの休憩をする


あたしが持っていたお茶がそこでなくなる


リュックからチョコレートを取り出し食べる
f0099535_7434496.jpg






「そんなんもってきたん?」

「あたりまえやん!山登りにチョコレートは必須アイテムやん!遭難したときこれで命がたすかるんや」

「でもおまえ もうお茶ないやろ」

「え?」

あたしがこうとき~と いうてこうたお茶を目の前でちらつかせながら

「このお茶おれのんやで~」

「え?」

「お茶一口とチョコレート1粒交換したってもええで」


悔しいので「いらん!」と断り 

『よっちゃんイカ』を食べる


「あ~それ 俺が昨日こうたよっちゃんイカやん」


「あたしが持ってきたもん」


雄大な景色をまえに 醜態をあらわす二人に

そばにいた年配の夫婦らしき人はクスクス笑い


どっかの子供は 楽しくてしかたないのか


「ヤッホ~」と叫びつづける


まるで 『アッホー』とこだまがかえってきたような気がした


さて がんばろかー

お茶とチョコレートを物々交換して(結局したんかい!)

また歩きはじめる
f0099535_7305393.jpg




だんだんと 本格的っぽい険しい道になり 人ひとりがあるくのがいっぱいなほどの細い山道になっていく


ときおり足元がすべる


本格的なコージツサンソウ姿の人もちらほらいる


ぜぇぜぇはぁはぁと息もたえだえになり二人とも無口になる


コージツサンソウ姿のひとは こういう場所のマナーなのか すれちがいざまに「こんにちは」と挨拶をしてくれる


あたしも元気に「こんにちは」と返したいところやねんけど

「ごんにちば~」 かつぜつはわるいうえにかみまくり


息は絶え絶え・・・死ぬかおもたわ


絶対フルマラソンなんか挑戦せんとこ!


心に誓う




やっと頂上・・♪



あー征服感!


「うわー桂林みたい」

「どこやそれ」

「中国やん」

「いったん?」

「いってへん」

「ぷ」



でもまだ半分


どーするよ?   ぷ
f0099535_7311839.jpg




それでも 展望台までがんばり 来た道を戻るか前にすすむか迷う


この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ


下りは早かった

登りのしんどさが嘘のように快適で爽快やった


戻らんでよかった・・・


あきらめんでよかったな~


全体を見渡せる場所からの眺めも壮大で雄大やけど

ススキしかないけど・・


それぞれの場所と 陽の位置や光の角度がかわるごとに
ススキの美しさがまた違って見えた
f0099535_7322630.jpg





薄/芒 <ススキ>
イネ科
花言葉  心が通じる   別名  尾花(オバナ)  茅(カヤ)  英名  Eulalia





撮影場所
砥峰高原 <兵庫県・神崎郡>


撮影日
2007.10.28


れお♪
[PR]
by hnahitotuma | 2007-10-29 07:35 | *葉と実と木*