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*百花繚乱*

冬から春へ

椿 <ツバキ>
ツバキ科
花言葉  魅力  (赤) 謙遜な美徳  (白) 至上の愛らしさ  (ピンク)  おしゃれ
英名 Camellia

語源はつやばき(艶葉木)から



巨勢山のつらつら椿つらつらに 見つつ思はな巨勢の春野を -坂門 人足-


*乙女椿* 今年4月撮影
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断崖のほとりに椿の花が咲いている
碧潭の底にとおくその翳が沈んでいる

かすかなきこえない叫びほどの絶対から
ふと息絶えたもののように花が一輪くるめいて落ちる

青寂びた水がひっそりと波紋を誕む
しばし落花は水を食み水は落花を食む

おびえるほども艶めいた紅を融きつくしたあと 花は
碧潭に抱きしめられたままぐったりと澄む

見えない水の指のやるせない願いに誘われるように
また一輪がぽったりと落ちる

ちぎれ雲がひとひら 落花のとどきえない深みを ゆるやかに映り流れている
-椿-



*乙女椿*(かなあ・・) 去年12月撮影
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椿
山茶花
見分けが どうしてもわからない

ほんまいえば どっちでもええなぁーと思ってる



ボトンと花ごと落ちるのが椿
花ビラがヒラヒラ落ちるのが山茶花

香りがあるのが山茶花
ないのが椿

葉っぱがギザギザなのが椿
山茶花はギザギザしていない


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地面を見ながら歩けば
椿
山茶花
区別がつくんかなぁー



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山茶花花言葉   困難に打ち勝つ、ひたむきさ

の間 咲くも少なくて
を恋しがっている私の前に
ピンク色や赤色 白色のが現われた

嬉しくて可愛くて
ピンク色のが見たくて毎日その道を通った


それが まぎれもなく椿であり山茶花であった・・
どっちなのか分からないまんま・・・・・・・・・・・・・
ピンク色のを見たくて毎日とおった

どっちでもええよなぁー

が近づき が咲き始めると人々は そっちに心も目も奪われる

いま 最後の椿のピンク色が咲き誇っている
ボトンを落としながら・・・・・・・・・・・・・・・・

また 今年の 恋しさのまえに
綺麗な姿を見せてくれるだろう


-傷つけたことよりずっとゆるされていたことつらく椿は立てり-作者不明



撮影場所
神戸



きょうの・・・・
は平穏
は曇りときどき雨



晴れおんな♪
by hnahitotuma | 2006-04-13 15:07 | *椿*